ふと見上げた緑の先に見える空に、飛行機雲。なんだか得した気分♪
先日。母がゴミを捨てに行って帰ってきた時。
母「下に、男の人がいるの。」
私「え?なに、変な人?」
母「それが・・家の鍵をなくしたんだって。」
私「ええっ?」
母がゴミを捨てに行ったら、建物の玄関に男の人がいて、ジョギングをしに行って帰ってきたら家の鍵がなく、警察には行ったけれど、スマホも持ってきていないので、管理会社にも連絡できず、困っていると話しかけられたと。
母に、それでどうしたのかと聞いたら。
母「気の毒なんだけど・・私もどうしたらいいのか・・スマホを持っていって管理会社に電話してあげたらいいのかもしれないけど・・でも、もし、万が一変な人だったらそれも怖くて。」
私「うん。まぁ・・ジョギングの服装で、困っているけど落ち着いて話しているみたいだし、変な人じゃなさそうだけど。でも怖いのはわかる。最近は慎重になる方がいいよね。」
母「あんた・・行ってあげて・・?」
私「えっ えっ? え俺?? ぼ、ボクも一応女子なんですけどw」
そんなやり取りのあと、すぐに着替えて行こうとする私に、
母「えっ、行くの? え、えっ、行くの?・・行かないで。。」
私「か、彼女かっw」
まぁ。かわいらしいと言われる母よりは、私の方がきつく?怖く?見えるらしいし、本当にジョギングをしていて家の鍵をなくしたのなら、
・この新型コロナウイルスの影響の中、自粛(家にいて)していて朝からジョギングだけに出かけた、真面目な人?
・スマホがなければ管理会社にも連絡できない、どうしようもない(管理会社の電話番号をメモできれば警察で電話貸してくれそう?)
・どこも営業を自粛している中、管理会社もカギの110番なんかも連絡がつくのだろうか
・朝9時に家を出たとして、今11時。これ今日中に鍵を壊してもらうだけでも難しかったりして?
やっぱり気の毒なので、着替えてマスクをして、スマホを持って行ってみました。
建物の玄関先に座っていた男性、ジョギングウェアで変な人じゃなさそう。
「あのー、家の鍵をなくして困っている人がいると聞いて来たのですが。」
と私が言うと、
「えっ、あっ、すみません。わざわざありがとうございます。」
と。
いやよかったほんとに変な人じゃなさそう。
今の状況を聞いたら、母の後に出てきた人が管理会社に電話してくれたと。
ただ管理会社は証明書がないとダメだから、自分で鍵屋さんに電話してと。
出てきた人が、カギの110番みたいなところにも電話してくれたと。
今から1時間くらいで来てくれるそうだと。
いや~、よかった^^ ほんとよかった。。
その後。家に戻って、500mlのペットボトルのお水を差し入れました。
「えっ。わぁ、ありがとうございます。遠慮なく頂きますっ!」
と言って、他に何か必要なものはないか聞いた私に、大丈夫ですと笑った彼。
どうしてなのでしょう、私が嬉しくなりました。いや、特に何も役に立っていないのに。
彼の家の鍵が開いた(頑丈なようでなかなか作業が進まず、結局ドリルで壊した)のは、それからさらに2~3時間経っていたので、お水を渡せたのと、他にも何かを頼める人がいると思ってくれたらいいなと。
そんなことが嬉しかった私です。
ジョギング、やめないでねw
家の鍵は、首にかけてウェアで固定してもいいかも。